はじめに
この記事は

「推しや友達がForzaやってるの見て気になった!家のパソコンでも動くのかな…」

「動作環境のページ見たけど、CPUとかGPUとかさっぱりわからん!」
という人に向けた超初心者向けの解説記事です。
2割の労力でPCゲームの動作の8割が理解できる知識をまとめています。
この記事を読み終わる頃には、「Forza Horizon 6、このPCで動くかな?」
という疑問を自分で解決できるようになるでしょう。
PCゲームと家庭用ゲーム機の違い
この記事を読んでるということは、PCゲームが気になってる人だと思います。そしてニンテンドーSwitchやPS5も知ってるんじゃないかな、と。
では、家庭用ゲーム機とPCゲームの違いは何でしょうか?
それは主に次の3つかなと思います。
一つずつ見ていきましょう
①ゲームの質が違う
家庭用ゲーム機の場合、同一ハードならゲームの質は同じになります。友達のPS5と自分のPS5で、ゲームの質が変わることはありません。
もし自分のPS5だとガクガクになるというなら、そのPS5は壊れてます。修理に出しましょう。
一方PCゲームはゲームの質を変更することができます。
家庭用ゲーム機では出来ない超高品質でのプレイも出来ますし、家庭用ゲーム機では出来ない低品質でのプレイも出来ます。
設定を下げれば、性能が低めのPCでも重いゲームを動かせます。
②コスパが違う
一般的に家庭用ゲーム機のコスパは良いです。本体5万円前後で買えます。
一方PCゲームのコスパは悪くなりがちです。本体だけで15万円〜が一般的です。 ただし初期価格は高い一方、PCは古くなったパーツだけを交換できます。 家庭用ゲーム機のように本体ごと買い替える必要がないので、長期目線で見ると最初の印象ほどはお金がかかりません。
③動作確認が違う
PCゲームの”わからない”の99%はここにあると思います。
家庭用ゲーム機とPCゲームの動作確認の違いを簡単に表すとこうです。

家庭用ゲーム機での動作確認はとても簡単です。
PS5なら、PS5用のゲームソフト
SwitchならSwitch用のゲームソフト
簡単すぎるって?
この記事をここまで読んでる人には信じられないと思いますが、世の中にはSwitchにPS5用のゲームソフトを買ってきて、「ソフトが入らない」と悩む人がいます。
ここまで極端なのは少ないとしても「PS5なら昔のPS3用ソフトも動くはず」と考える人はそこそこいます。
一方PCゲームの動作確認は比較にならないほど難しいです。
基本的にPCゲームは、会社側が「このぐらいの性能で動きます」という参考を出してます。
それを見てユーザー側は「必要性能がこのくらいなら、このPCなら動くな」と、性能を満たしたPCを用意します。コスパよくPCゲームをする場合、この”性能への理解”は絶対に必要です。
でも初心者の場合「性能を読み解く力なんて無いよ〜」という人が大半だと思います。この記事はそういった人に向けて書きました。
この記事を最後まで読めば二度とPCゲームの動作確認で迷うことはなくなります。
PCゲームの動作確認で見るべきところ
上にあるように、基本的にPCゲームは、会社側が「このぐらいの性能なら動きます」という参考を出してます。
Forza Horizon 6の場合は、以下のように表記されています。
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 |
| ①OS | Windows 10 22H2 (version 19045) 以上 | Windows 10 22H2 (version 19045) 以上 |
| ②プロセッサー(CPU) | Intel i5-8400 / AMD Ryzen 5 1600 | Intel i5-12400F / AMD Ryzen 5 5600X |
| ③メモリー | 16 GB | 16 GB |
| ④グラフィック(GPU) | NVIDIA GTX 1650 / AMD RX 6500 XT / Intel Arc A380 | NVIDIA RTX 3060 Ti / AMD RX 6700 XT / Intel Arc A580 |
| ⑤DirectX | Version 12 | Version 12 |
| ⑥ネットワーク | ブロードバンドインターネット接続 | ブロードバンドインターネット接続 |
| ⑦ストレージ | 167 GB | 167 GB |
| ⑧追記事項 | SSD必須 | SSD必須 |
ごちゃごちゃと色々書いてありますが、この中で特に気をつける必要のある項目は2つだけです。
それが②のCPUと④のGPUです。
なぜこの2つだけ見れば良いのか?
なぜなら他の項目は、ほとんどのPCで標準的に満たされている(OS、DirectX、ネットワークなど)か、後から増設で対応できる(メモリ、ストレージなど)ものだからです。
逆を言うと、CPUとGPU、この2つの性能だけ読み解くことができれば、PCゲームでの動作確認で迷うことはなくなるでしょう。
上の条件で言えば
| ②プロセッサー(CPU) | Intel i5-8400 / AMD Ryzen 5 1600 | Intel i5-12400F / AMD Ryzen 5 5600X |
| ④グラフィック(GPU) | NVIDIA GTX 1650 / AMD RX 6500 XT / Intel Arc A380 | NVIDIA RTX 3060 Ti / AMD RX 6700 XT / Intel Arc A580 |
この二箇所です。
tips 最低動作環境と推奨動作環境の違い
PCゲームの動作環境を見ると、「最低」と「推奨」の2つが必ず並んでいます。今回のパターンでも並んでいますね。
PCゲームに馴染みの無い方は「どっちを見ればいいの?」となる人は多いと思います。
ざっくりこういう違いです。
最低動作環境:
「このレベルの性能はないと動かないよ」
推奨動作環境:
「このレベルの性能なら快適に動くよ」
どっちを目指したほうがいい?
基本的には推奨動作環境を目指すのがベター。というのも最低動作環境は「とりあえず動く」というラインなので。
「お金が無い」といった理由があるなら最低動作環境でもOK。
ただしFPSなど、競技性のあるゲームの場合は最低動作環境をゴールラインにするのはおすすめしません。普通にゲームで不利だからです。
この記事は初心者向けなので、とりあえず動くor動かないの境目として、最低動作環境を元に見ていきます。
CPUとGPUの大体の知識
結論から言うと、PCゲームの動作環境で気にすべきはほぼGPUだけです。動かない原因の8割はGPUの性能不足だからです。GPU性能が足りててCPU性能が足りないケースは少ないです。
ざっくり役割はこんな感じ:
CPU: PCの脳みそ。計算全般を担当。
どのPCにも入っている。
普通のノートPCでもゲームに困らないレベルの性能だったりする。
GPU: グラフィック処理の専門家。
PCゲームの重い処理はほぼここで行われる。
ない/弱いPCが多い。
特に一般的なノートPCにはほぼ存在しない。
では、CPUの性能とGPUの性能をどう読み解けばいいのか、次からはその解説です。
性能を数値化するベンチマークという存在
この世の中にはPCやスマホの性能を数値化する「ベンチマーク」という存在があります。

ドラゴンボールで言うスカウターのようなものです。
ベンチマークごとに細かな違いはありますが、基本的には「このパーツはだいたいこのぐらいの性能です」という風に、性能を数値化しています。
僕が参考にしてるベンチマークはCPUとGPUで1種類ずつだけです。ベンチマークごとの細かい違いは最低限の二割を超えるので、にわはちブログの範囲外。

ぶっちゃけ細かい違いはわかんない。
CPUはPassMark
GPUは[DX11_1920x1080] Fire Strike
↑このブログはこのスコアを参考にしてます。(後で説明するサイトの表記です)
以下CPUスコアはPM、GPUスコアはFSと省略します。
CPU/GPUのベンチマークを集めた「BTOパソコンミニ館」
じゃあそのベンチマークスコア、どこで見られるのか?
ありがたいことに、それを集めて公開してくれているサイトがあります。 それが「BTOパソコンミニ館」様です。
素晴らしいことに、本当に沢山のパーツのベンチマークスコアが集められています。
ここで自分のPCor買おうと思ってるPCのCPU/GPUと、ゲームが要求するCPU/GPUのスコアを比較すれば、動作するかどうか一発でわかります。
では次からはいよいよ、どうやって動作確認をするのか、実際の手順を確認していきましょう。
PCゲームの動作確認の手順
これまでの知識を元に、PCゲームの動作確認をしていきましょう。
基本的な流れは
- 動作確認ページで必要な性能を見る
- パーツのベンチマークスコアを確認する
- 自分が参考にしたいパソコンのパーツを調べる
- パーツのベンチマークスコアを確認する
これだけです。
これをCPUとGPU、2つのパーツ分やります。
注意:同じパーツに見えてもデスクトップ用とノート用で性能が違う
↑これ、超大事です。
ゲームの動作確認の表記は基本的にデスクトップ用なので、お間違いなく。
では次からは「最新のパソコンパーツと比較する」という流れで、実際に動作確認をしていきましょう。
実際にForza Horizon 6で動作確認する
Forza Horizon 6の最低条件に必要なCPUとGPUを確認しましょう。
CPUの確認
まず最初にCPUから
②CPU: Intel i5-8400 / AMD Ryzen 5 1600
このぐらいのCPUが必要だということを教えてくれてます。
次にBTOパソコンミニ館様のページでIntel i5-8400 / AMD Ryzen 5 1600 のPMスコアを確認します。
Intel i5-8400 のPMスコアは11688
AMD Ryzen 5 1600のPMスコアは13042
CPUのPMスコアはざっくり12000以上で問題ないでしょう。
| 項目 | 最低動作環境 |
| CPU(PassMark) | 約 12,000 |
GPUの確認
次にGPUでも同じことをやります。
④NVIDIA GTX 1650 / AMD RX 6500 XT / Intel Arc A380
IntelはドマイナーなGPUなので省略します。
FSスコアはこちら
NVIDIA GeForceGTX1650 8294
AMD Radeon RX6500XT 16711
世代が違うことで数値に大きな差が出ました。とりあえずFSスコアはおよそ8000前後あれば良さそう。
| 項目 | 最低動作環境 |
| CPU(PassMark) | 約 12,000 |
| GPU(Fire Strike) | 約 8,000 |
このぐらいのパーツなら動く、開発はそう教えてくれています。
ついでに推奨動作環境をスコア化したものも入れておきます
Intel i5-12400F →19624
NVIDIA RTX 3060 Ti →27943
| 項目 | 最低動作環境のスコア | 推奨動作環境のスコア |
| CPU(PassMark) | 約 12,000 | 約 20,000 |
| GPU(Fire Strike) | 約 8,000 | 約 28,000 |
次にこのスコア表を自分のPC、売れ筋のノートパソコン、ゲーミングパソコンに当てはめてみましょう。
自分のPCのCPUとGPUを調べる方法
もし自分のPCに何が入っているかわからない場合、以下の手順で確認できます。

ここでは僕のPCを使っていきます。
手順(Windows 11の場合)
キーボードで「Windowsキー + Pauseキー」を同時押し。 「設定」アプリの「システム > バージョン情報」画面が開きます。

↑画面の中にこの項目があります
以下の2つをメモすれば準備完了です。
- CPU: 「プロセッサ」の欄
- GPU: 「グラフィックス カード」の欄
このメモを使って、いよいよ次から実際に動作確認をしていきましょう。
画像の通り、CPUはryzen7 7700でGPUはrtx4070です。
Ryzen7 7700のスコアは 34334
RTX 4070のスコアは38907
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 | にわはち’s PC |
| CPU(PassMark) | 約 12,000 | 約 20,000 | 約 34,000 |
| GPU(Fire Strike) | 約 8,000 | 約 28,000 | 約 39,000 |
この表からわかるように、僕のPCでは問題なく動きます。
売れ筋のパソコン性能とForza Horizon 6の最低動作性能の比較
では記事執筆時点での価格.comの一番人気のノートパソコン、ゲーミングパソコンとも比較しましょう。
売れ筋ノートパソコンと比較
記事執筆時に一番人気のノートパソコンはNEC LAVIE Direct N15 Slimでした。
NEC LAVIE Direct N15 Slim を楽天で見るということでこのパソコンのCPU、GPUを調べます。
CPU:AMD Ryzen 5 7535HS
GPU:AMD Radeon 660M
次に同じ用にスコアを確認します
ノートパソコンは同じチップ名でも性能が違うので注意!
CPU:AMD Ryzen 5 7535HS → 18406
GPU:AMD Radeon 660M →4298
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 | にわはち’s PC | 売れ筋ノートPC |
| CPU(PassMark) | 約 12,000 | 約 20,000 | 約 34,000 ⭕ | 約 18,000 ⭕ |
| GPU(Fire Strike) | 約 8,000 | 約 28,000 | 約 39,000 ⭕ | 約 4300 ❌️ |
この表から分かる通り、GPUのスコアが大幅に足りていません。
もし僕が「このパソコンでForza Horizon 6は遊べる?」と聞かれたら、はっきりとNOと言います。
売れ筋ゲーミングパソコンと比較
記事執筆時点で一番人気のゲーミングパソコンはドスパラのGALLERIA XPR7A-R56でした。
GALLERIA XPR7M-R56T16G-WL を楽天で見る価格ドットコムにスペック表があるので、そこでCPU、GPUを調べます。
売れ筋ゲーミングパソコン
CPU:AMD Ryzen 7 7700
GPU:RTX 5060Ti 16GB
次にBTOパソコンミニ館様のページで、それぞれのパーツのスコアを確認
AMD Ryzen 7 7700 スコア 34334
RTX 5060Ti 16GB スコア 36527
比べてみます
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 | にわはち’s PC | 売れ筋ノートPC | 売れ筋ゲーミングPC |
| CPU(PassMark) | 約 12,000 | 約 20,000 | 約 34,000 ⭕ | 約 18,000 ⭕ | 約 34,000 ⭕ |
| GPU(Fire Strike) | 約 8,000 | 約 28,000 | 約 39,000 ⭕ | 約 4300 ❌️ | 約 36,000 ⭕ |
見ての通り、友達に『このパソコンでForza Horizon 6は遊べる?』と聞かれたら、『快適に動くよ』と答えられます。
動作確認の流れを復習
ここで、復習しましょう。
これさえ覚えれば、二度とパソコンゲームの動作確認に迷う必要はないでしょう。
- 公式の「このぐらいのパーツなら動くよ!」のCPUとGPUを確認
- そのCPU、GPUのベンチマークスコアを調べる
- 自分のパソコンor狙ってるパソコンのCPU、GPUのベンチマークスコアを調べる
- 調べた2つのスコアを比較
まとめ
PCゲームの動作確認は難しいです。でも、見るのはCPUとGPUの2つだけ。これさえ押さえれば8割は大丈夫です。
そして手順さえ覚えておけば、未来永劫PCゲームの動作確認で悩むことはありません。
最悪このページをブックマークしておいて、わからなくなったら見に来てください。
おまけ
どうしてCPUとGPUだけ確認すればいいの?
A:他のパーツは後からどうにでもなるから
CPUとGPUに絞った理由は、この2つだけが特に交換が難しいからです。
メモリ・SSDは後からなんとかなる
メモリとSSDは、ノートPCでさえ後から増設・交換できることが多いです。使っていて「メモリ足りないかも」「ストレージ埋まった」と感じたら、後から足せばOK。なので動作確認のときは、そこまでガチガチに気にしなくて大丈夫です。
そしてそれ以外の項目も、CPUとGPUを満たしていれば、十中八九満たされていると思います。
だから、PCゲームの動作確認をする時はCPUとGPUの二つだけ見れば、PCゲームの8割は大丈夫です。ブログ名回収!
| 重要度 | パーツ | 理由 |
|---|---|---|
| 重要度 高 | CPU / GPU | 後から変更が難しい(本命) |
| 重要度 中 | メモリ / SSD | 後から増設・交換できる |
| 重要度 低 | それ以外 | なんとかなってる |
動作状況をyoutubeで確認する
「このパーツでこのゲームはどのくらい動くのかな?」
という悩みを一発で解決する手段があります。
それが「youtubeでパーツ名とゲーム名で検索する」です。
例えば、最低動作のGPU、GTX 1650で検索した結果がこちらです
GTX 1650 × Forza Horizon 6 の検索結果を見る
結構ありますよね?
こういった検証動画は海外の方がよくアップロードしています。日本ではあまり見当たらないので、海外のyoutubeを見に行ってみてください。動きを見るだけなので、言葉がわからなくてもOK。
動画を見て、「このCPU+GPUだとこのゲームはこのクオリティでこのぐらい動くのね」というのがわかります。
それではみなさま良きPCゲームライフを!

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