実家片付け奮闘記【序章】

実家片付け奮闘記

片付けの決意は火事の危険から

片付けを決意したのは火事の危険性を感じたからです。
具体的に言うと遠赤外線の電気ストーブの引火で火事になりそうだったからです。
↓タイプのストーブです。

縦長の遠赤外線の電気ストーブ

僕は自分の家でこのストーブを使っていました。
ある日机でうたた寝をして、そのストーブによって服を焦がしてしまいました。
あのタイプのストーブはしっかり管理してないと危ないです。マジで。

机でうたた寝していると、机の下の電気ストーブの熱で服から煙が上がり、火がつく

その日以降、よっぽどのことがない限りこのストーブを使うことはなくなりました。
僕は管理能力が低いのでおそらく二度と買うことはないと思います。怖い

ところが数年前の秋口に実家に行ったとき、そのタイプのストーブを見つけてしまいました。

モノがあふれた部屋で、ベッドの真横に置かれ、上に洗濯物が吊るされた電気ストーブ

実家は物が溢れています。
ストーブもベッドの真横だし、ストーブの上には洗濯物が吊るされている。
しかも祖母がひざ掛けやスカートを何度も焦がしているとのこと。危なすぎる。
はっきり言っていつ火事になってもおかしくない状況です。

僕は思いました。「去年まで使ってたガスストーブを使わないのはなんで?」
答えはこうでした
母「ガス栓が埋まった」
!?
う、うまった・・・

壁ぎわのガス栓の前にモノが積み上がって埋もれ、ガスストーブのホースがモノの山に消えている

ガス栓がモノで埋まったので仕方なく電気ストーブを使っているとのこと。
僕は叔母と前々からゴミ屋敷化している実家を片付けたいと話していましたが、片付けを強く決意したのはその時でした。

実家の説明

ここで実家の間取りの説明を。

実家の間取り図。1階に①リビングから⑩内縁、2階に⑪洋室と⑫和室
①〜⑫の部屋の説明(押すと開きます)
①リビング
  • 基本的にはここで過ごしてる
  • 後ろにベッドがある
  • 母が寝てる
②台所
  • 棚が二列ある
  • ①と部屋がつながってる
③洗面所
  • グチャグチャ
  • でも使える状態ではある
④風呂場
  • 使えると言えば使える
⑤物置
  • 消火器とか見える
  • おそらくこの家いちばんのカオス
⑥トイレ
  • 使えはする
  • ただしトイレタンクの上はモノだらけ
  • 壁も色々貼ってあって視覚的にもうるさい
⑦洋室
  • 仏壇がある
  • 「一旦ここに置いておく」の部屋
  • もちろんカオス度高い
  • 謎のクソデカ食器棚がある
⑧和室
  • 祖母が寝てる部屋
  • ベッドとそこまでの通路以外全部カオス状態
  • ⑦の洋室への扉があるが10年以上は開かずの扉になってる
  • 空気もヤバい
  • はっきり言って入りたくない
  • ここで転んだら立ち上がれないと思う
⑨サンルーム
  • 洗濯物を干す場所
  • あと家の中で不用品だと判断されたものが保管されてる
  • 捨・て・ろ
⑩内縁
  • 祖父の領域だった場所
  • カオス度は低いが熟成度合いが一番高い
⑪洋室
  • 部屋の8割がカオス
  • 母や叔母のモノが置いてある
⑫和室
  • 前に母が寝てた部屋
  • この家で一番カオス度が低い

その他車庫と屋外の物置があります
屋外の物置もカオス度は高め

登場人物紹介

母と祖母が二人で住んでいる家です。
その二人とも家をゴミ屋敷化させてしまう性格を持っています。

祖母
  • 祖母は「まだ使えるのにもったいない」とモノをため込む人。
  • 口癖は「わざわざ買ったんだ」。
  • どう見ても使わない、使えないモノもダメ。「必要になったら買いに行く必要があるから」と言って捨てさせてくれません。
  • どう考えても買った方が楽だし、どう考えても使う必要が来ない物もあります。
  • というか「探すより買ったほうが楽」って感じで買ったモノが沢山あります。
母
  • 母は衝動買いの達人。本当に色々なモノを買ってきます。買った背景が全くわからないものがたくさんあります。そして家中がそれで溢れています。
  • 加えて母はめちゃくちゃ面倒くさがりです。
  • 一方で大好きな電話とか、お菓子や食事はいくらでも行けちゃうタイプ。片付けてる最中はヘロヘロだったのに、そこでかかってきた電話を取るとあら不思議、さっきまでの元気の無さはどこへやら。
  • 楽しそうに電話する母に叔母がぼそりと恨み言。僕も言いたい。

衝動買いの母+絶対に捨てさせない祖母=物であふれる家
捨てられない祖母と衝動買いの母。この二人の性格はそれぞれがゴミ屋敷化しがちな性格だと思います。そしてこの性格、噛み合いが良すぎると思いませんか?

叔母
  • 一人で別の場所に住んでます。旦那さんは単身赴任中。
  • 実は実家にモノを置いてるようです。
にわはち
  • ブログの執筆者。別の場所に住んでます。
  • 色々あってこの家とは心理的に少し距離があります。
  • でも将来的に片付けなきゃいけないことになりそうなので、早めに手を打ちたい。

モノが多すぎることで実際に発生してる弊害

モノが増えたことで、余計にモノを買う必要に迫られる

母の家には明らかに「探しても見つからなかったので新しく買いました」というモノがたくさんあります。例えばフローリングワイパーは廊下の右と左にあります。
↓の流れだと思われます。

①見つからなかったから新しく買う
②その後に元々使ってたものが出てくる
③もったいないから右用と左用に分ける

廊下の右と左に立てかけたフローリングワイパーと、左の横に置かれた未開封のワイパー

フローリングワイパーが廊下の両側にある家ってあの家ぐらいでは??
しかも左のフローリングワイパーの横に
未開封のフローリングワイパー
が置いてあります。
これで左のが無くなっても安心というわけですね。アホくさ。
絶対4つ目も出てくる。間違いない。

それでもフローリングワイパーはだいぶマシです。だって同じ場所に3つしかありませんので。
例えばハサミでいいますと、リビングの机をざっと見渡すだけでハサミが5つありました。横に2人ずつ、縦に1人ずつ座れる普通の机です。

モノで埋まった普通の大きさの机の上に、ハサミが5本

果たしてこの机の上にハサミは一体いくつあるのか・・・

見つからない重要書類

もちろん紙類も大量にあります。「なんか大切そう」って感じたものは中身を精査せず全部残しているのだと思います。
やりもしないリハビリの紙とかで溢れてます。紙を残すならリハビリしてくれ。
結果として「保険証が無くなった!」「あの紙どこいった?」「支払いのお金が無いんだけど!」みたいに大騒ぎ。
あまり行かない僕でもよくその光景を見るということは、毎日繰り返されてると思います。
これらの紙の束とストーブが近いのが危なっかしいとずっと思っていました。

床一面に散らばった紙の中に置かれた電気ストーブと、危険を知らせる印

急激にどこからか出てきたモノで埋まるスペース

数年前やっとの思いで壊れたバカでかいマッサージチェアを捨てさせたところ、次来たときには空いたスペースが消失してました。本当に一体どこからものがやってくるのか不思議で仕方がありません。
これにはすごいエピソードがあります。

入ったのに出られなくなった仏様

数年前に祖父が亡くなった際、遺体は家に入れることができました。
ところが次の日、出す段階でなぜか出せなくなりました。
どこからか出てきたモノが廊下に鎮座、結果として遺体を乗せた担架が通れなくなってしまったのです。
仏様がブラックホールに吸い込まれたみたい。
ポルターガイストの幽霊もドン引きして成仏してしまうよ。

間取り図に、⑦洋室から廊下を通って玄関までの道と、担架が通れなかった所の印

現在はその時より状況は格段に悪化。三人入って限界という状態です。
祖父を寝かせてたスペースにはソファーが鎮座してます。しかも家の外に向かって。そしてソファーの上にはぬいぐるみとか、よくわからないモノの数々。簡単にはどかせそうに無い状態です。
今祖母に亡くなられるとめちゃくちゃ困ると思います。
スペース的な意味で。

本当に怖い高齢者の棺桶までの定石コンボ

ご存知ですか?
高齢者には棺桶までの定石コンボがあります。

日本臨床整形外科学会「大腿骨頚部(近位部)骨折」

簡単にまとめると

転倒
↓
大腿骨骨折
↓
入院
↓
入院中に筋力低下
↓
寝たきり生活突入
↓
寝たきり生活であらゆる器官が衰える
↓
棺桶

転倒して大腿骨を折り、入院して寝たきりになり、お墓に入るまでの流れ

このコンボかなりヤバい。入院からが本当に早い。
そしてこの”棺桶への誘いコンボ”の始動は「転倒」です。
そして高齢者の転倒場所は家の外ではなく、家の中が多いと聞きます。

東京消防庁「救急搬送データからみる高齢者の事故」

実際、僕の縁ある人がこのコンボそのままの流れで亡くなりました。
祖母が転んだ場合も同じ様な道を辿ると思います。

実家の場合

実家の場合はとても転倒しやすい環境になってると思います。なんせ転倒を引き起こすモノは大量にありますので。
モノを捨てないことで本人はモノを大事にしてると思い込んでるようですが、一方で自分の命を粗末に扱っているということです。本人にはその自覚がないから困ります。
しかも実際にはモノも大事にしてません。ひどい状態のモノが出るわ出るわ……

~片付け奮闘記~

ということで、これから片付けをする過程の試行錯誤を備忘録的に残して、その試行錯誤の中で、成果の八割を左右していそうな判断ポイントの二割、「にわはち」をまとめていきたいと思います。
このブログの名前「にわはち」は、この二割と八割から取っています。

このブログについて(自己紹介)

果たして何年かかるんだろうか・・・

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